自然界でいうなら、庚金は鉱物。
自然界における庚金の役割は、
淘汰することです。
鉱物は刃物に加工されるため、庚金の淘汰とは
自然淘汰ではなく直接的な淘汰です。
岩石は荒々しい形、刃物へ加工されると鋭利な形に変化します。
斧となって樹木を伐り、未開の地を耕野に変えたり、
伐採した樹木を道具へ変える加工の役に立ちます。
見方を変えれば、
斧や刃物に加工されてこそ、役に立つともいえます。
強靭な庚金は、自ら折れることはありません。
また、火で炙られたり、
同じ鉱物で叩かれたり磨かれることで
より強くなり、輝きもします。
そのため、庚金は、
粗暴さと鋭利な面を持つ。
思考も極端で中庸を保てない質を備えます。
思考が極端であることは、
迷いがあってもそれを断ち切り、活路を見出す強さにもなります。
人生を切り開く強さとなって
困難を乗り越える能力となります。
その強さを持て余すときは、
自ら動乱や破壊をおこし、再建へ向けて奮闘します。
したがって、
英雄視されるか、破壊者と思われるかは、
平和か、動乱か、環境によって評価が分かれます。
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