忌神はあなたのそばにいます…
しかも! 身内のなかにいます…
なんて言われたら怖いですか? ( ・∇・)
こえーよ。
疫病神や、貧乏神や、死神の類ではありません。
人間は自然物。自然に置き換えて考える算命学では、自身の氣のバランスを欠くものを忌神とします。(バランスを保つものを守護神とします)
一人の人間には、父母がいて祖父母がいます。兄弟や、子どももいるかもしれません。
その構図は縦に伸びる線。生み出される関係です。
五行(木火土金水)を陰陽に分けた十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)で自分をあらわすと、
生み出される関係と、結ぶ関係の十干が表出します。
そこに人物を当てはめ、自身のバランスを欠く十干にあたる人物が忌神となります。
(バランスを良好に保つものが守護神。)
家系が五代続くと十干すべて表出されます。
(家系の因縁は五代ほどで消えるという意味もここからきています。)
存命かは別として、忌神も守護神も必ず家系内に存在します。
…と いうことで、身内の中に忌神が潜んでいます。
٩( ᐛ )و
母かもしれないし、祖父かもしれないし、孫かもしれない。一人とも複数とも限らない。
ソリが合わないとか、振り回されるとか、忌神は苦労のタネとなります。
だからといって向き合わずに逃げてしまうと、運勢は伸び悩みます。忌神とは乗り越えるもの。乗り越えるとは、気にならなくなること。
忌神によって、心や行動を左右されないようになることは精神の鍛錬になります。よって、人格も運勢も上がるというわけです。